お通夜に夫婦で参列。香典袋の表書きは連名がいいのか?金額は?記帳の仕方は?母に聞いてみた

私は平成26年度、小学校のPTA本部役員をしたのですが、
その時の副会長(男性)のお父様が亡くなったとPTA会長から連絡が入り、昨日夫婦でお通夜に参列してきました。

何故夫婦でかというと、夫は小学校の「親父の会」の会員になっていて、その副会長とも一緒に学校行事のお手伝いで作業したことがあったからです。

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香典の金額はいくらにする?

会社員時代、職場の方のお通夜に参列する際は、だいたい1人3,000円が相場でした。
今回も、私一人だったら3,000円とするところですが、夫婦で行くので5,000円かな、と考えました。

でも、一応調べてみるか…
この副会長、結構噂話が好きで、「あそこの家は親が○○で、だから子供も○○…」的な話をよくしてたんですよねえ…(~_~;)
そして、どこから仕入れるのか異常に情報持っていた…下手なことして後々陰で何か言われるのもなあ。って思い、ググってみました。(小心者)

友人知人(親しい近所の人)の場合3千円~5千円、それ以外の顔見知り程度の関係も3千円~5千円。

香典に包む金額は、故人とのお付き合いの深さや関係の深さによって決まる性質のものですので、必ずしもこの目安(相場)どおりではふさわしくない場合もあります。
【参考サイト】 葬儀と弔問のルールとマナー

親しくはないけどご近所だし、学校のお仕事一緒にした仲ですから、やはり一人3,000円が相場で、夫婦で5,000円といったところでしょう。

念のために実家の母にも電話をして聞いてみた

私の母は父と共働きで定年まで勤めた、今でいうところのワーキングマザーでした。
父の職場とも関連していたので、夫婦で仕事関係の共通の知人なども多く、恐らく通夜などにも数多く参列していると思ったからです。

母曰く

  • 香典は5,000円でいいわ。夫婦で参列しても香典返しは1つだから、1万円とか高額を包むとかえって相手方が恐縮する。
  • 香典は「家単位」で出すものだから、香典袋の表書きは旦那さんの名前だけでいい。
  • 斎場で記帳するときに旦那さんの名前の横に妻である貴女の名前を書いて、連名にすれば夫婦で参列したことがわかる。

服装についても聞いてみた

昨晩は都内も冷たい強風が吹いていて、非常に寒かった。
喪服は寒い…喪服ではないけどブラックのパンツスーツにしてはダメかなあ…って迷っていたので、それも母に聞いてみた。そしたら
母「喪服だね、あんたも49歳なんだから喪服の方がいいよ。お通夜だから喪服じゃなくてもいいんだけど、多分大半の人が喪服で来るよ。若いなら黒い服装でもいいけど、いい年なんだから喪服あるなら喪服にしなさい」

そうね、49歳…いい年ですわ(^_^;)


通夜振る舞いは断れるのか?

我が家の夫は自営。その日は夜7時から一件仕事が入っていて、しかも6時まで仕事だから6時に終わって喪服に着替えて、通夜参列して7時前には帰宅したい、という状態でした。
ネットで調べると、通夜振る舞いは断らないのが礼儀とあるけど、そこのところはどうなんだろうか?それも聞いてみました

母「お通夜はどこでやるの?斎場?地域の公民館とか?」
私「○○斎場っていって、この辺だとだいたいみんなそこでやる、わりと大きめの斎場だよ」
母「その副会長さんはサラリーマンなの?自営業?」
私「サラリーマン」
母「じゃあもしかしたら通夜振る舞いはご自由にって感じかもしれない。仕事関係の人も沢山来るだろうし、焼香終わったらすぐ帰る人も沢山いると思う。もし、すすめられたら、座ってお茶一杯飲んですぐ帰ればいい」

そう言われて実際行ってみたら、やはり通夜振る舞いをすすめられることはなかった。

お焼香には沢山の人が並んでいたけど、皆さんすぐに帰られる方ばかり(おそらくお仕事関係の方であろう)

なので夫婦で現地では10分居たくらい。
寒いだろうなあと覚悟してたのですが、実際は斎場の暖房も利いていて現地では寒くもなく、移動時も歩いている(歩いて行ける距離の斎場だった)のでさして寒くもなく。

喪服で行って正解でした。

現PTA役員の方々も見かけましたが、やはりみなさん喪服。
お通夜とはいえ、告別式に参列しない場合は喪服で行く方がいいようです。

まとめ

  • 夫婦連名の香典、金額は5,000円(知人、ご近所さんの場合)
  • 香典は家(世帯)単位なので、表書きはご主人の名前のみ
  • 現地で記帳する際に夫婦連名で記載する(夫の名前の横に妻の名前を記入)
  • 服装は喪服で
  • 通夜振る舞いは、現地の流れに従う。早々に失礼する場合でもお茶くらいは頂く(但し通夜振る舞いをすすめられた場合のみ)
  • お焼香の作法は、前にいる方の作法を真似すれば大丈夫。

<その他>
女性の場合はハンドバックがあるけど、私は今回床に一旦置いてお焼香後にまたバックを持つという風にしました。
私の前には男性ばかりで、みなさん手ぶらか、ビジネスバックを持ってる方は床に一旦置いてお焼香していたので…
でも後からちらりと他の女性の方を見たら、ハンドバックをかけたままお焼香している方もいました。

流れ作業的にお焼香は進んでいいくので、いちいちそういう事をチェックされることもない感じでした。葬儀によっては置台があるようで、その場合は置台に一旦置いて…となるんでしょうね。
斎場での振る舞いについては、現地で周囲の作法を見てそれにあわせるというのがいろいろ調べたり考えたりするよりも無難な気がしました。(もちろん事前知識は大切)

金額にしても、他にも一緒に行かれる方がいるのであれば金額を聞いてみたりするのもいいでしょう。
高齢出産母の場合、年下のママから「いくら位が相場なの?」「どうすればいいの?」とか冠婚葬祭にまつわる正解を聞かれることって結構ありますよね(^_^;)
そういう意味でもいろいろ知っておくのは大事だと思いました。

こういうとき相談できる母がいてありがたかったです。
私も子供や若いママから聞かれたら、きちんと答えられる大人に(ってもういい年だけど)ならないとね・・・。


副会長は私より2つ年上。亡くなったお父様は80歳を過ぎていました。
私の両親も80過ぎ。
他人ごとではないですよね。いろいろ考えてしまいました。

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