【親の介護】電話口での元気そうな声だけでは判断できないという話

連絡用の電話

こんにちは!福田あずきです。

今年2月の中旬に、義母が亡くなりました。

小柄な義母でしたが、とてもパワフルでした。

私はしばらく抜け殻みたいになってしまいましたねえ・・・。

今でも時々思い出すと、涙が出てきてしまいます。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告




親の状態は、電話口での元気そうな声だけでは判断できない

亡くなってから、いろいろ話を聞くと、

1年前から調子が悪く、背中に痛みがあったとのこと。

はじめは「肋間神経痛?」って整形外科に行ったり、

なかなか痛みが治らないので、内科に行ったら

ピロリ菌が原因?とか言われ、薬を飲み・・・・

そうこうしているうちに、癌は広がり、

気がついたらステージ4の末期がんで、肺にも転移してました。

電話では常に元気で、義父母宅に行っても明るくパワフルでした。

末期がんを宣告されて、自宅療養を選択して2か月経った頃も、電話だとまだ元気にやり取りできていました。

私の中では、末期とはいえ、まだ長く生きているに違いない。

と思うくらい、声は元気だったのです。

いつもきちんとした姿を見せたかった、弱みを出せなかった義母

お正月、家族で元旦にお見舞いに行く予定だったのですが、

大みそかの日に義父から電話があり、

ちょっと具合が悪くなったから、元旦は遠慮してほしい

と言われました。

その時も電話口に出た義母は、まだ声に力があったので、

ひとまず顔だけ見せて、すぐ帰ろう。

と、家族で元旦に義父母宅に行きました。

顔を見て「明けましておめでとう!」って挨拶したら、すぐ帰るつもりで。

家に着いて、義母を見て、

ああ、電話だけじゃ具合の悪さは伝わらないんだな・・・・

ってちょっとショックを受けました。

そこには痩せて、ぐったりしている義母がいたのです。

「ごめんね、お化けみたいでしょう」

ってヘアスタイルを整えながら言ってた姿が今も思い出されます。

いつもキチンとした姿を見せたい

そうだ、そうだったよね・・・お義母さんってそういう人だった・・・。

声が元気だから、このまま元気になるのかなあ・・なんて楽観的に考えてたけど、そんなことなかったんだ・・・。

その後すぐ「溜まってる腹水を抜く」ということで、入院し、

あっという間に燃え尽きるように亡くなってしまった義母。

もっと頻繁に行って、お世話してあげればよかった。

本当に、電話口だけではわからない。

実際に会ってみなければ・・・・。

九州にいる実父母も、

電話では元気そうだけど、きっと会ってみたら違うのかもしれない・・・。

そう思っていたところに、コロナウイルスが広がり、

いつ九州に帰ることができるのか、いつ両親に会えるのか・・・・。

電話口では元気そうにしている両親の声を聞くたびに、胸が締め付けられる感じです。

(Visited 482 times, 1 visits today)
スポンサーリンク
レクタングル(大)広告




レクタングル(大)広告




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. ももち より:

    あずきさんお久しぶりです。
    そうでしたか、寂しくなられましたね。
    私の方も義父母とは離れておりますので、様子は電話のみです。
    今年は上が受験生下は6年生になります。
    何より、コロナがあり義父母(大阪)へ行くことはできません。
    主人もGW帰省できるのか(微妙)で、東京経由を止められているらしく・・。
    子供たちは2ケ月パパとあってません。
    それがいいことなのか、私も心が痛いです。

    • あずき より:

      ももちさん>
      お久しぶりです^^
      ももちさんのお宅も大変そうですね。
      ご主人、GWの帰省微妙ですね・・・
      緊急事態宣言発令前に、子供を実家に疎開させたママ友は
      子供が田舎の大人から「いつこっちに来たのか?」と聞かれている
      って胸を痛めていました。
      心無い大人がいることに、驚きます。

      パパさんとオンラインで会ったりできますか?
      GW明けに、家族が揃う事を願っています。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です