前回の続きです
前回⇒【幼児の誤飲】3歳児が500円玉大のコインを誤飲した話(その2)
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⇒【幼児の誤飲】3歳児が500円玉大のコインを誤飲した話(その1)
誤飲したコインがのどの途中にとどまっていて、レントゲン写真を見ると、正面向いた次男坊の喉の中央に、丸~く白いコインが満月のように○写っていました。
入院する病室が決まらないとオペができない。
といわれ、「今小児科の大部屋が満室で、個室になるかも」といわれます。
いやもうこの際なんでもいいです!決めちゃってくださいよ・・・
って言ってたら、個室も空いてないかも・・・・一泊5万円の部屋になってしまうかも・・・って二転三転しました。
いや、いいですよ一泊5万円でも!なんでもいいからとにかく部屋きめてオペしてください。
そんなやり取りがあり、結局婦人科病棟の2人部屋のベットが1つ開いていて、同室の方が翌日の午前で退院とのことで、そこに一時的に入院ということになりました。
同意書などにサインをしている間も、オペをする先生を手配しているようでした。
「○○科の△△先生は?」「あーー・・・」「×××で・・・」「うーん」
なんだろう?なんかもめてる?
なんて思ってたら、「耳鼻咽喉科の△△先生がOKだそうです」「ああ!△△先生ね!じゃあ安心だ!」なんて話を耳ダンボで聞いていた私・・・
大丈夫らしい・・・よかった・・・。
そこからどういう手順を踏んだのか全く覚えてないです。
次に覚えているのは、私は手術室前で、宇宙服(のような不織布の全身つなぎみたいなの)に着替えて、手術室に通され、手術台に寝かされている次男坊を手術室の入り口に立って見ている所です。
私の姿を見つけて、顔をぐしゃぐしゃにして泣きそうな次男坊・・・・
次の瞬間、口元に麻酔のマスクをあてられて、すぐに目を閉じた次男坊・・・・
麻酔がかかったら、すぐに退室を促され、泣きながら宇宙服を脱いで、待合室で待っていました。
手術室で着替えているとき、「大丈夫ですよ、心配ですね、お母さん、大丈夫ですよ、」ってやさーーしくやさーーーしく声をかけてくれた看護師さん・・・・
「おかあさん(誤飲させるなんて)しっかり注意してないとだめですよ!」
って言われてもおかしくないんです。
でも、この病院は退院する時まで、誰もそんな事言いませんでした。
ありがたかった・・・。
1時間半くらい待って、オペ終了。
喉からコインを出したみたいです。
筒状のケースに入れられて、コインを返されました。(すぐ捨ててしまった)
オペを担当してくれた先生も女医さんで、故ナンシー関さんに似ていました。
担当の看護師さんは、大澄賢也似の下まつげ濃い感じの方で、子供の対応は慣れてないながらも、いろいろ気を使ってくれました。
みなさん本当に優しくて、この御恩はわすれません!
直接返すことはできないから、私もこの優しい対応を他の人に返したいです!ありがとうございます。
そんなこんなで1泊2日で退院した次男坊。
翌日からもりもり食べて、元気回復。
子育て中のお母さん!
「500円玉大のコインも飲み込めちゃいますから、誤飲に要注意です!」
「あ、危ないかも?」って思ったら、取り上げちゃいましょう。
まあ、大丈夫かな?ってのが事故のもとです。後悔する前に、回避しましょう
以上!3歳児の誤飲事件でした。