パート、アルバイトを辞めたくなった時(その3)

つづきです
パート、アルバイトを辞めたくなった時(その1)>>
パート、アルバイトを辞めたくなった時(その2)>>

2週間後、仕事が始まりました。

入ってみて知ったのですが、この職場は年配の女性部長を含め既婚女性はいませんでした。

最初は気にはならなかったのですが、同じ条件の人が全くいないというのは結構つらかったです。

次の仕事を見つける際の教訓が一つ増えました。

そんなことはさておき、

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48歳の私の上司は32歳未婚女性

私的には全然オッケー。後輩を相手にしている感じ(上司だけど)
若いのに大変ですねえ・・・って思って、おばちゃん少しでも役に立つよう頑張るからね。
って気持ちいっぱいでした。
また、やっぱり子持ちの40後半女性相手だと、いろいろ言いにくかったりするだろうから、極力低姿勢で言わなくてはいけない時は、ビシッと言ってもらえるような雰囲気を持つように気を付けていました。

上司も最初の1か月は本当に「いい娘」で、32歳独身彼氏なしってのが不思議だった。

あの社長の下で、こんなに忙しく働かされてたらから婚期を逃してるんだなあ。婚活したら、すぐいい人みつかると思うのに。
ってその時は本気でそう思ってた私。

でも、2か月たったころから異変が起きた。

上司、泣く

sugunaku

まだ働き出してまもない頃、上司との世間話で
私すぐ泣いちゃうんですよ。泣くのはダメだよって部長(女性)や○○さん(隣の部所の女性課長)にも言われるんですけど…泣き虫なんです」

なんて話をしたことがあったのですが、そんな上司の「泣き」を働き始めて2か月目にして見る事になりました。

詳しくはわかりませんが、他事業所と部長の板挟みになり、何度部長に提案しても却下され、ほとほと困っての涙

と、私は解釈していたのですが、真相はわかりません。
ただ、役員室から戻ってきて、席についてしばらくしたら、

ぐすっ・・・・ぐすっ・・・

とすすり泣く声が・・・。
見ると泣いている!!
しばらくすると号泣してる・・・声こそ出さないけど、
ずーーーーーっと泣いてる

隣の部の女性課長が私の所にやってきて、
「大丈夫?」と聞くので、「さっきからずっと泣きっぱなしなんです」って言ったら、

「いや、そうじゃなくて、福田さんは大丈夫?」

え?私?私は全然平気(´▽`;)

「私は全然大丈夫ですけど、何かあったんですか?」と聞くと、
その女性課長は

「さあ??いつもああなの。よく泣くのよ」

とひと言だけ言って去っていきました。

なんて冷たいの!
人数少ない職場内で、なんのフォローもしないの?ここの人間関係はどうなってるの!?
ってかるーくショックを受けました。

まあ後に、私はこの女性課長がどうしてこういう発言したのかが、よーく解るようになったわけなんですが、それはあともう1か月先の事です。

だんだん本性を出してきた上司

その後も何度か泣き姿を披露してくれました。
泣いたままどこかに外出してしまって、しばらく帰ってこないって事もありました。(そして大量のお菓子を買って帰ってきた)

それからさらに1か月たち、だんだん上司の本性が出てきました。

朝から機嫌が悪い

とにかく気分屋さん

仕事がテンパってくると、とたんに機嫌が悪くなってきます。
朝出社して、上司に「おはようございます」と言って、返ってきた上司の反応でその日1日の仕事のやりやすさの度合いを計るって感じです。
機嫌が悪い時は、目も合わせないし、小さい低い声で「おはようございます」と返すのみ。
それから「福田さん、ちょっといいですか」って言われたらもう内心
キター!(-_-;)って感じですよ。
重箱の隅をつつくような指摘が始まります。

何かポイント違くない?

私が一番嫌だったのが、作成チラシの駄目だしなんですが、(ちなみに全てWordで作成してました)

  • 右と左の余白が寸分たがわぬ幅でないと怒る。
  • 線と線のつなぎ目が1ミリでもずれていると怒る。
  • フォントのポイント数が同じじゃないと怒る→本文中で、強調させたいところのポイント数を上げるのはNGらしい

ある日、仕事につくなり呼ばれ、
机の上にバーンと昨日完成させたチラシを叩き付け、引き出しから定規を出して、文章が始まる文字の左端のツラでシャーーーーっと縦に線を引き、次に文章が終わる文字の右端のツラでまたシャーーーーっと縦に線を引く。

jougi
そして、右と左の余白に○をつけ、

「ここ(右側)と、ここ(左側)、幅が違いますよね!揃えてください

って言われて、心底ゲンナリ
余白の幅を1ミリも違わないようにするため、文字のレイアウトも微妙に変える・・・。
何か違くない?こだわる所が違ってないか?中身は?中身はどうなんですか??

このころからもう私はこの上司に心を開けなくなってきて・・・・。

あーーーーーー!辞めたい!今すぐ辞めたい!
って何度も思ってました。

私はもう一人の貴女にはなれない

実務を行うようになってまず思ったのが、

私(パートさん)をどう使うかノープラン

ということ。
最初の3か月、とにかくバンバン仕事を振ってくるので、トイレにも行けない、昼食も仕事やりながらという日々が続きました。
9時~15時、週4日勤務という条件。休憩60分。
あれ?なんか思ったより激務。
精神的にもキツイけど、肉体的にもキツイなあ。
どう考えても時間内に終わらない量の仕事。このままではダメだ!と私は自分の仕事のログを取ることにしました。

バンバン振られる仕事をどんどんリスト化し、作業を行った開始時間と終了時間、進捗状況、締切日を表にして管理することにしました。

ある日、また新たに仕事を振ろうとするので、

今抱えている私の仕事リストを見せて、現状これだけ抱えています。
これにさらにプラスするのなら、この中の何かの締め切りを延ばすなどの検討が必要です。

と返したところ、そのリストを見て上司は言いました。

あ~、こんな仕事そういえばお願いしてましたねえ・・・結構抱えてますねえ

って貴女が依頼したんですよ(゚口゚;)

私には時間も曜日も限りがあるし、規定で残業は絶対できない事になっています。

お料理に例えると、下ごしらえから調理、味付けまでやらせて、出来上がった料理をダメだしするのなら、
時短のパートには下ごしらえだけやらして、自分が調理、味付けすればいいんですよ。そうすれば自分も納得する物ができるんでしょうし、

私とおんなじ料理をどうしてつくれないの(`Д´) !

って言われてるようなもんです。

できるか(`Д´) !

もう一人の自分が欲しいのなら、残念ながらそれは無理。私は貴女にはなれない

そう思い始めたのが働き出して3か月目。
もう辞めたくて辞めたくて、毎日愚痴ばかり夫に言っていました。

で、結局1年働きました
本当は3か月の時点で辞めようと何度も思ったし、実際に官公庁の非常勤事務の採用試験を受けたりもしました(補欠合格という不採用だった)

辞めたい・・・と思ったけどどうして1年も続けたのか・・・

その4につづく…次回で終わります>>

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